ECO家の一族 クローバーワールドの片隅に生きる、とある一族のお話。
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創作メモ

随時更新

以下 2015/10/2 更新

「マッチ棒、物干し竿、白アスパラ」
「白アスパラ」のタイトルは当初「マッチ棒」であった。肉感のない、ひょっろっとしたヒルデの姿を表現するために用いた。
 ――ここで、ふと考えた。マッチ棒はいつ頃からあるものなのか?
 エルファランゼは、ぼんやりと中近世あたりを意識した時代設定となっている。一方、マッチ棒は一九世紀の初頭――ううむ。
 実際の歴史をなぞっているわけではないので、少々のずれは無視してもいいのだろうが、しかし、一九世紀初頭といえば最初の自動車が動き始めたような、そんな時期。馬車より速い乗り物のない世界で扱っていいものか。私はこういう事が凄く気になる性質だ。別の何かで代用出来ないか……?
 次に思い付いたのが物干し竿であった。細くて長い。マッチ棒よりも雰囲気はある。
 ――そういえば、海外だと外干し禁止という国も結構あるらしい。景観がどうのとか諸々の理由で。ただ、乾燥機のない時代でもそういう事を言っていられたのかどうか。少し調べると、やはり昔は天日干しだったようだ。有力候補である。
 もうひとつ思い付いたのがアスパラガス。特にお独逸ではホワイトアスパラガスが春の味覚として非常に親しまれているとか。
 結局、その土地っぽいものを出す事で、そこはかとない臨場感を物語に持ち込めようか、と考えてホワイトアスパラガスを採用した。


以下 2015/9/27 更新

「悪い微笑」
 プロットにて「悪い微笑」と書かれる画像の制作法。




 画面を一切移動させずに表情だけを変化させて撮影→連続するレイヤーに配置



 笑顔のほうの口元だけを選択→選択範囲を反転→切り取り



 完成

 キャラクターは左右に揺れているので(騎乗などに乗っていると上下動もする)、出来るだけ顔の位置が同じになるように撮影する。
 Alt+T連打のポーズ(考える人風)は完全にキャラクターの動きが止まるので撮影しやすい。
 ちなみにAlt+Tの撮り方を教えてくれたのはM王(イニシャルでプライバシーに配慮)。


以下 2015/8/7 更新

「エルファランゼ地理考」
 おおざっぱに、ブールカルトは西欧、ゴットシャルクは北欧、リントヴルムとローゼンブルクが中欧、ゼーランディアが東欧をそれぞれイメージ。
 統一的にはあくまでもドイツっぽい世界なので、各地で言語が異なったりという事はない。気候とそれに伴う生活様式が違う、程度である。
 ゴットシャルクから運ばれてきた魚の発酵食品とは、すなわち「シュールストレミング」をモチーフにしたもの。対応するドイツ語は(多分)ないので、ザワーヘリング(酸っぱいニシン)というものをでっちあげ。
 さすがに実食する度胸はないので、おおよその成り立ちの調査と先達たちのレポートを当たった。どうしてあそこまで臭うようになるのかを、実は知らなかったのだが、やはり理由というものはどんな事にもあるものだ――という認識を改めて持った次第である。


以下 2015/7/10 更新

「Schöne Bourcarterin」
Schöne Bourcarterin

Schöne 美しい
-er 地名に付けてその土地生まれの人
-in 男性名詞の後に付けてその女性形を作る

 粋なブールカルト娘だと、やや意訳。

 Bourcarter Juffer(ブールカルター・ユッファー)
 Nonnenhofer Fortuna(ノンネンホーファー・フォルトゥーナ)

-er 地名に付けて無変化の形容詞をつくる


以下 2015/7/10 更新

「KOPF oder ZAHL」
 作中では「表か裏か」としたが、正確な訳は「頭か数字か」。
 コインの片面に頭(顔)、もう片面には数字が刻印されており、どちらが出るか、という意味。
 要するにコイントス。

 一族氏、ドイツ語でコイントスがわからなかった模様。


以下 2015/6/30 更新

「チェック」
 性格診断の本をいくつか買った事がある。
 診断する事は目的ではなく、自分のキャラクターたちになったつもりで診断した時、迷いなく選択肢を選べるかどうか、のチェック用だ。
 迷いなく選べたなら、私は連中の事を理解出来ている、という気持ちになれる。選べなかった時は、このあたりの設定が薄いか、と気付く事が出来る。

 さて。
 登場人物紹介に「おじ専」と書かれてしまったヒルデさんで、おじ専度チェックをやってみた。

 ……おじ専度高ぇ(

 まっとうなサイトではないっぽいので紹介は控えておく。


以下 2015/6/15 更新

「なんとなく姓考」
 前置き。まず都市の名前から。選帝侯の街のみ。
 ブールカルト、ゴットシャルク:開発者の姓がそのまま都市名となった。
 ローゼンブルク、ゼーランディア:土地の特徴から都市名を付けた。
 リントヴルム:伝承から都市名を付けた

 フォンは「〜出身」を意味する前置詞。
 エーリヒ・フォン・ブールカルトはブールカルトのエーリヒさん、アマデオ・フォン・ローゼンブルク(「ロマンティック・ライゼ」に登場したローゼンブルク候)はローゼンブルクのアマデオさん。
 都市領主ではないがウォルフラム・「ファン」ルースやカミル・「ファンデル」エストも、似たような意味。ルースとかエストという地名とか、何か由来になるようなものがあるのだろう。多分。
 作中の明示はないが、フォンはドイツ、ファンはオランダ、ファンデルはベルギーをイメージ。

 マリオン・ゼーテ・フォン・エルラッヘル?
 エルラッヘルの命名則はブールカルトと同じ。
 もともとエルラッヘルを開発した者とゼーテ一族は別。
 よってゼーテ一族はフォン・エルラッヘルではなく、ゼーテ・フォン・エルラッヘルとなる。
 開発者への遠慮か、敬意か。あるいはゼーテ姓への強い誇りか。それは知らない(決めてない)。

 上記はあくまでも一例。
 都市の開発者の後裔でなくても、その都市の領主になった時点で姓を「フォン・〜」に改姓してしまう場合もある。
 威張り度、対外的な聞こえは「名・フォン・姓=都市名」が最上級(漂う名門臭)なので、敢えてそれをしないのは、なんらかのこだわりがあると考えるべきか。

 ヒルデがブールカルト候を受け継いだ場合?
 単純に受け継ぐ場合(ノヴァリス姓のまま)ヒルデ・ノヴァリス・フォン・ブールカルト
 エーリヒの養女となる場合 ヒルデ・フォン・ブールカルト
 エーリヒさんはヒルデを養女としたい意向。


以下 2015/6/8 更新

「あれから一年」
カミル:あの穴を人の手でくりぬくのは無理です。多分、魔素を円状に回転させて掘っていったんでしょうが、生中な魔導師では到底。

 非常にわかりづらい表記だが、トンネルを掘るシールドマシンみたいな感じで、と想像してもらえれば。
 魔素を強く押し付けながら、ゆっくりと回転させる事で、あまり音を立てずに穴が――やはりわかりづらい。

 そして一年経過。
 二〇一四年六月八日「残され星のものがたり」開始。
 少しは厚みは増しただろうか。
 試行錯誤は続く。

 今後ともよろしくお引き立てのほどを。


以下 2015/5/24 更新

「キャラクターの年齢」
「エルラッヘルの双翠」にて顔をチラ見せしたカミル・ファンデルエストは二五歳となっている。
 一方、ヒルデ・ノヴァリスは「収穫祭の頃に」の後に二四歳になった。

 この時点での二人の年齢差は一歳、と読めるが、この物語での年齢表記の基準は登場人物紹介にある――全て「白銀の巨人」開始時――の一文としている。
 よって厳密に書けばカミルは登場時において、おそらく二六歳(まだなってなかったとしても、二六歳になる年の内)なのだが、便宜上登場人物紹介の表記のままとしている。
 つまり、カミルはヒルデより二歳年上である、という事だ。

 季節の移り変わりのぼんやりとした世界だ。そこに住まう人々の年齢もぼんやりとしているのである――(意訳:誕生日を決めていない)。

 現実的には、ある程度話が進んだ段階で数え年方式に年齢を加算することになるだろう。


以下 2015/5/8 更新

「間違えた」
 本伝に相当する「残され星のものがたり」には第○○話という形でナンバリングをしている。
 挿話的な扱いの「幕間劇」にはナンバリングをしていない。
 そして、次回更新日を明示するのは「残され星のものがたり」だけ、という内規があったわけだが、GWでふやけていたせいなのか、「幕間劇」の回なのに更新日を指定していた。

 し ま っ た 。

 ……まあ、最初の頃は更新日の明示もやっていなかったわけだし。
 こういう事もある、と内規を破ったショックを慰める。


以下 2015/4/27 更新

「新スイッチャー」
 四つほど導入。どのタイミングで使うかは検討中。でも、こらえ性がないから、せっせと登場させそう。








 ファイゼンとかフェイゼンとか検索かけて、ことごとく記憶違いだった。フェルゼンだ。
 基本的に似てなかったが、その中でも特に眉の太さが足りない。


以下 2015/4/22 更新

「漢字率」
 何かを語れるほどに文字による表現に習熟しているわけではないが、ひとつだけ気を付けている事がある。それは「漢字率」というもの。
 一文に含まれる漢字の割合を示す言葉で、この割合によって大きく文章の印象が変わってくる。
 一般に、漢字が多すぎると硬くて読みにくくなり、逆に少なすぎると締まりがなくまた読みにくくなる――そうだ。

 ためしにかんじをつかわずひらがなだけでかいたばあい、これはじつによみづらい。 漢字率0%

 試しに漢字を使わずに平仮名だけで書いた場合、此は実に読み辛い。 漢字率46.67%

 上がひらがなだけのもの。多分、とても読みにくいはず。
 下は可能な限り漢字を使用したもの。……多少の硬さはあるが、特に読みにくくもないか。これは、例が悪いな。

 ちなみに私の基準だとこうなる。

 ためしに漢字を使わずにひらがなだけで書いた場合、これは実に読みづらい。 漢字率23.53%

 だいたい三割前後が読みやすい比率らしいので、まあまあだろうか。

 きちんとした出版物ともなれば厳密なルールがあるらしいが、アマチュアは全て自分でチェックするもの。ならば、せいぜい努力せねば。
 わかりやすい表現は、読んでくれている方への誠意ではなかろうか。


以下 2015/4/21 更新

「画と字」
 昨日の「えこにゅ〜」にて新たなすいっちゃーが発表されたらしい。
 早速、有志がアップしてくれた一覧を眺める――待望の男顔複数。フォルテ、ヒスイは採用。キリエも凜々しい系だから性別超えて使えそうか。
 しかし、すいっちゃーの実装にキャラクターの登場が制限されるのは、なんとも不自由だ。簡易モードを駆使するという手はもちろんあるが、そこから漂う「主要キャラクターではございません」臭の切ない事よ。
 こんな時、イラストが描ければ、と思う。
 だが、「〜れば」などと言っている者が、それを実現出来る可能性は、私の人生観からすればほぼゼロなので、今後ともそういう事態は訪れないだろう事は確定的に明らか。
 話は飛ぶが、待合で読んでいた週刊誌に作家同士の対談が掲載されており、その双方が「漫画が描きたかった」と語っていたのは、実に印象的だった。誰も同じような事を考えるのだな、と。
 私も漫画が描きたかった。何故、描いていないのかと言えば、それは練習しなかったからだ。絵のセンスとか、そういうものは、二流と一流との間の壁ぐらいまでのレベルになってくればもちろん関係あるのだろうが、それ以下ならそれほど大きなものではない、と個人的に思っている。どれだけ練習したかで、描けるかどうかが決まってくる、のだろう。
 では、何故、練習しなかったのか。それは、頭の中の妄想たちを形にするのに、一番手っ取り早いと思われる方法に走ったからだ。
 文字、である。
 学校の授業でかじってきて、また、日常で使っている日本語での表現でなら、そんなに難しくはないだろう、少なくとも漫画を描けるようになるよりは――という勘違いからである。
 そして、それは正しく「勘違い」であった。


以下 2015/4/17 更新

「少年」
 やはり、持て余しだした。
 ウェルナーグである。
 思えば「ロマンティック・ライゼ」のシンケルもそうだったが、私は純粋とか無邪気とか、そういう性格を持ったキャラクターの扱いが苦手である。
 逆に、好きなのはある程度年齢が高めの海千山千。しかし、その手ばかりだと話に勢いが出ない気がするので、挑戦はするのだが、まあ、あまり巧くいってはいない気がする。
 埋没してしまわないように、なんとか手を尽くしたいが、さて。


以下 2015/3/30 更新

「髪」
 つまり、これまでは意識的に長髪の紹介状しか使っていなかったわけで。
 ファーライ夫人イステルだけは、少し短めだが、彼女にしても髪をほどけばそれなりの長さとなる。
 この世界では、「斬髪」をされた者か、尼さん――それも相当気合いの入った――ぐらいしか髪の短い者はいない。加齢により長髪が難しくなった場合はかつらを着用するでしょう。






↑気合いの入った尼さん






↑気合いの入ってない尼さん


以下 2015/3/16 更新

「時の過ぎゆくままに」
『ECO家の一族』を含めても、多分、初めて誕生日が明らかになったキャラクターではなかろうか。ヒルデの一一月月三日である。
 作中では何度も年の瀬を迎えた『ECO家の一族』だが、『サザエさん』や『ドラえもん』と同じく、登場人物が年齢を重ねる、という描写はなかった。過去話や未来話で年月の経過を描いた事はあっても、主に流れていた「時間」は輪廻し続けていた。
 しかし、今回、ヒルデの誕生日を一一月三日と設定した事で、ヒルデは二四歳となった。取り上げる取り上げないに関係なく、他のキャラクターたちも齢を重ねていくだろう――別に、誕生日が何度来ようと二三歳のままでも構わないのだが、残され星では、時は過ぎてゆく、とする。
 このように決めた事が物語にどう影響を及ぼすかは、全くわからない。ただ、時は過ぎてゆく、とはしたものの、物語中の時の流れは現実とは違うのだから、大した影響はない、という方向で落ち着くかもしれない。
 つまり、来年の三月頃にヒルデが二五歳になっているか、というと、おそらくなっていない。それどころか、二年ぐらい経っても、まだ「来年の収穫祭」の時期にはなっていないかもしれない。
 でも、時が過ぎゆくならば、何かは変わっていくはずだ。そう思う。


以下 2015/2/12 更新

「Life is」
「残され星の物語」の、なんとなく指針。

 Life is a tragedy when seen in close-up,
 but a comedy in long-shot.


 いや、特別に悲劇が書きたいわけではなくて。
 大きな流れはのほほんとしたものでも、局所では激流もあるだろう、ぐらいな。


以下 2015/2/6 更新

「Wikipedia風」
 猛烈にテキスト熱が出て、せっせとキーを叩いた。
 現時点の状況の把握が出来て、かつ細かいミスも見つかり、これはこれで有意義な作業だった気がする。例えば、サン・スーシ館について「買った」と「借りた」が混在していた事を、編集中に気付いた、など(
 Wikipedia的な、過不足なく情報を読み手に伝える文章が書けたか、と自問すると、出来てないと感じる。あの形式にはあの形式の味があり、技が要る。


以下 2015/1/9 更新

「駆け抜ける風たち」
 古傷への八つ当たりで今の立場を危うくしてしまった女。
 謝罪を受け入れた後でつい突っ張ってしまい、仲介者の顔を潰した男。
 そして、勝手に抱いた幻想に勝手に幻滅して醒めた女。

 和解して、会食する予定だったのに、どうしてこうなった。

 まあ、身も蓋もない事を言えば、私がそういう風に話を持っていたからですが。
 こうなったほうが自然かな、と。

「ロマンティック・ライゼ」でもシリューが似たような事をやって、クッキー婆さんに怒られている。
 器用に立ち回る術を身に着けているはずなのに、ふとしたはずみでそれに失敗する。これをやらないほうが、絶対に得だ、とわかっているのにやってしまう。
 シリューの場合は幸運にもいい方向に転がり、そして、ファンルースの場合はやっぱり悪い方向に転がってしまった、という事。


以下 2014/12/29 更新

「アクターたち」
 12月25日のアップデートにおいて、髪型と顔、髪色の保管に関するシステム変更が実施された。
 エクストラアイテムの値下げがある、ぐらいの認識だったので無料枠の解放や髪色まで保管出来るというのは、正直驚きだった。
 これで、原則1キャラ1役だった現状から、1キャラで複数の役をこなす事も出来るようになる。ブリキングさんが頑張ってくださった、との事なので感謝したい。ありがとうございます。

 しかし、問題もある。
 私は「眼の縦幅より横幅が長い」ほうが好きなので、そういう顔を出来るだけチョイスしているのだが、だいたい選び尽くした感がある。
 アクターはいるものの顔がないので出演させられない、という事態が現実味を帯びている。同じ顔は使わない方針だ。

 そういった中で、今回は一工夫してみた。メルセデス・ソラの顔である。


 ル・フェイの怒り顔がメルセデス・ソラの顔だ。
 こういう使い方をすれば、まだまだいけるだろう。
 表情を変えられない、という割と重大な弱点もある、が。


以下 2014/12/5 更新

「唯一女神教について」
 唯一女神に仕える聖職者の総称として「教者」がある。

教者の序列
導師 教者の最高位。「導師」サガラと「導師」サイトウの二名のみ。現在は空位。
主教司 唯一女神宮の筆頭大教司を指す。呼称は主教。原則として同時期に二人以上が存在する事はないので、大教司以下に見られる「父」、「母」は付けない。男性でも女性でも主教である。
大教司 高位の教者。呼称は男性なら大教父、女性なら大教母。教区長以上の地位には大教司でなければ就任出来ない。
※エマーライン聖堂はローゼンブルク教区内の一聖堂だが、聖エマーラインという重要な聖人を祀る施設であるため、この聖堂の長には大教司が充てられている。通常、教区管理聖堂(後述)以外の聖堂に大教司が充てられる事はない。
教司 呼称は男性なら教父、女性なら教母。
修道士/修道女

三星(三星公、星公) 「教者」には含まれないが「導師」の従者として教徒から広く尊敬を集める存在。

唯一女神宮 エフライームを本拠とする唯一女神教の中枢機関。
教区 都市国家の集合体であるエルファランゼにおいては一都市一教区一聖堂が原則。都市圏に存在する集落に出張所的な扱いの聖堂が存在する例はある。この場合、教区内の聖堂を統べる機能を備えた聖堂(多くは都市内に存在する)を教区管理聖堂と呼ぶ。

エマーライン聖堂 聖エマーラインを祀るこの聖堂から聖リンウが輩出された。唯一女神教内でのエマーライン聖堂の重みはさらに増したと言える。エマーライン・リンウ聖堂と名称を変更する案もある。
「黄金領」特別教区 ヒルデ・ノヴァリス三星公領(通称「黄金領」)はブールカルト教区内であるが、特別教区として独立している。
レーベヴォール 「黄金領」特別教区の教区管理聖堂。「導師」ミサト・サイトウ、「至宝剣の遣い手」アデル・シンケル、「聖女」リンウ・ジェンド、「導師の騎士」バルデュイン・ヴァイセンシュタインを祀っている。マルセル・ル・ティシェ大教司が統べる。


以下 2014/12/1 更新

「ラハテンマキさん」
 実際はぽっと出でなく、最初のエピソードの頃からヒルデは隠密を配下に持っている、という事は考えていた。ラハテンマキさんの言ったように「白銀の巨人」でラインマイアの行動を追ったのは、まさにその隠密の役回り。
 しかし、あの時点ではラハテンマキさんではなく、クラファーがその役どころに擬されていた。何故、変わったか。
 もともとのクラファーは、普段は料理店の店主だが裏では凄腕の――きゃっ、いやっ(
 今の私は、やはり「餅は餅屋」だろうよ、という心境なのだ。ただの料理人であり、ただの隠密であったほうが物語に深みを与えてくれるだろう。多分。


以下 2014/11/21 更新

「飛行について」
「この世界には『魔素』というものがあります。眼には見えない、匂いはない、触る事も出来ない――そんな不思議なものが」
「魔素……」
その魔素の存在を感知出来て、自在に操る事が出来る――それが魔導師と呼ばれる者たちです。魔素を導く者、という事ですね」
「では、このカップは、魔素で……?」
「はい。魔素を集めて平たくお皿のような形にして、その上にカップを、と言えば想像しやすいですか」

白銀の巨人 IV より



(1)この時、ヒルデがカップを浮かせたのと同じ要領で、自身の下に魔素で土台を作り、これを浮かせたなら、自然自身も宙に浮く。
(2)この状態で魔素の土台を横に移動させれば、移動手段とする事が可能となる。
(3)ただし、あまり速度を上げると空気抵抗を受けて乗っている者は土台から落ちる。


(1)土台を進行方向に対して前傾させる事で、ある程度までの速度での移動に対応出来るようになる。この時、搭乗者の姿勢は、おそらくスキーのジャンプのようになる。
(2)この方法の難点は、搭乗者に身体的なバランス感覚が求められる点だ。つまり、失敗するとバランスを崩して前に落ちる。
(3)改良案として、搭乗者の脚と土台とを魔素で固定する、という方法が発案される。まさにスキーのジャンプ。ただし、魔導師の移動は地面に対して平行であるため、端から見るとかなり異様ではある。
 しかし、この方法でも空気抵抗の問題から、ある程度の速度までしか上げられない点が問題となる。

「高位の魔導師が用いる方法」

 L字型に魔素を固め、これを傾ける事で前方への転落を防ぐ。土台を押す力を強めれば、自身の前に展開された魔素が風を受けて浮力の助けとなるため、高速化も容易である。

「ヒルデの用いる方法」

 自身の周囲に円錐状に魔素を展開し、これを防風シールド(および防塵シールド)とする。最高速度での移動時にはスーパーマンの飛行状態になる(真横にぶっ飛んでいく)ため、数は少ないが存在した同伴者たちからの評判は極めて悪かった。
 この方法は円錐状に隙なく魔素を展開出来て(パレ・リーゼルの指導者クラスの魔導師でも、これが出来る者は少ない)、なおかつ水平移動時の様々な抵抗に負けて地面に激突しないだけの速さで土台を推進させる事の出来るヒルデだけが可能。


以下 2014/11/3 更新

「スターシステム」
 ファーライ夫人ことイステル・ファーライとウォルフラム・ファンルースは、大袈裟に言わしてもらえば『ECO家の一族』からのスターシステムでの登場となる。他ではユスティ、レードゥル、クラファー、エマが同じ立ち位置だ。
 イステルはイズベルガの亡母。イズベルガはミゥラという姓であったが、これは父方の姓で、イステルの姓はファーライ。当時、そこまで考えた事はなかったが、イズベルガは亡父との関係から父方ではなく母方の姓を名乗っていたかもしれない。なお、バレット・ファリアはソウルネイム(自称)。
 一部を除いて『ECO家の一族』では、本来姓として考えていたものを名として扱っていたキャラクターが非常に多かった。ミハエル・クラファー、マルセル・ル・ティシェ、ディーター・レードゥル、ウォルフラム・ファンルース――といった具合だ。
 これは、私が主に参考とする西欧風の姓名では圧倒的に名の数が少ない事が原因。これが日本を舞台にしていたら、おそらく逆になったかもしれない(感覚的に、日本は姓より名が多い気がする)。
 しかし、スターシステムとか……苦笑いしつつも、妄想家としては最高の贅沢かな、とも思う。


以下 2014/10/24 更新

「田舎と都会」
 徳島県が「VS東京」というキャンペーンを開始した、というニュースを見た。相手の名前を出した時点で、それは自分を格下と認めている――という感覚が私にはあり、率直に言えば苦手な手法だ。
 だが、ちょうど「交錯(後)」で田舎と都会の関係についてうっすらと考えていたところでもあったので、そういう意味では興味深くもあった。
 田舎もんには、やっぱり都会もんへの憧憬がある。憧憬のままに飛び出していった人にはわからない、へばりついたままそこで暮らすものの屈折した嫉視――ユスティもアウエも、そういう意味で田舎もん。
 しかし、もともとほとんどプロットのない話ではあるのだが、ワインだの田舎だの、全く考えていなかった方向に話が進んでいる。これはきっと、連中が勝手に歩き出した、という事なのだろう。


以下 2014/9/29 更新

「ワイングラス」

 この形のグラスではワインは飲まない。これはカクテルグラスだ。
 ついでに言うと中身の色も青だったので、白っぽくするのに難儀した。


以下 2014/9/21 更新

「二人の家令」
 アウエには「代官」という肩書きを当てたが、ヴィクトリア朝の形式に倣えば、これも「家令」となる。「家令」は、領地など外向きの事を扱う「ランド・スチュワード」と、館の管理など内向きに関する事を扱う「ハウス・スチュワード」とがあったようだ。
 そのまま当てはめるとアウエがユスティより上位に来てしまうため、「代官」という呼称を捻り出した。あくまでも最上位にあるのはユスティである、というヒルデさんの配慮。


以下 2014/9/19 更新

「お酒」
 ドイツ風である事、を基本的な路線とするエルファランゼではワインよりビールのほうが相応しかったのかもしれない。が、当該シナリオでの使われ方に適するような超高級ビールというものを、私は寡聞にして知らないので、ワインの採用となった。私はビールもワインも飲まないので、それ以上の他意はない。
 超高級ワインといえば、やはり有名な「ロマネ・コンティ」だろう。「ブールカルター・ユッファー」のイメージはだいたいコンティさんから。今回、ネタにするためにコンティさんを調べて、初めて「ロマネ・コンティ」が畑の名前でもある事を知った。
 もう一本、ネタにワインを出すが、それはコンティさんと同じ村で醸造される「ラ・ターシュ」がモデル。もちろん飲んだ事はないし、赤か白かも知らない。大事なのはコンティさんに匹敵するワインらしい、という事のみ。


以下 2014/9/11 更新

「家令」
 ユスティの肩書きを決めるに当たって参考としたのは、やはりヴィクトリア朝の家事使用人制度だ。メジャーどころだけあって文献には事欠かない、というのがその理由。
「家令」という言葉に相当するのは「スチュワード」らしい。領地の管理とか館の管理とか、主のまさに代行者的な立場の使用人。いわゆる「執事(バトラー)」のさらに上に立つ感じ? ちなみに日本語訳では「スチュワード」は「家令」あるいは「執事」とされ、本来「執事」と呼ばれる職務に就く人と区別が困難、という事があるそうで。
 ヒルデの唯一無二の側近としてユスティには最高位の称号を与えたが、やってる事は「家令」の範疇を逸脱している。ハイソな人たちの使用人というよりは、片田舎に住むプチ富豪あたりに家族同然に遇されるお手伝いさん、ぐらいのもの。
「執事」ではく「家令」としたのは、ヒルデのユスティに対する敬意を表現するという理由と、「執事」って最近はどこにでもいるよね、という理由と。


以下 2014/9/5 更新

「平面図」

※クリックで拡大



※クリックで拡大


 残され星の主な舞台となる「海の見える丘」サン・スーシ館平面図。
 ごちゃごちゃと書いたが、使われる事はないだろう。居間とホールだけあれば、とりあえずやっていけるから。
 どうでもいいが、ユスティの私室の説明で読点と句点を間違えた。面倒なので修正はしない。


以下 2014/8/20 更新

「すいっちゃー」
 実に微妙なタイミングで新スイッチャーが発表されてしまった。わかっていたら、華麗なる家令が出動する事もなかったであろうに( すでにヴァイセンシュタインだったキャラをブールカルト候として登場させているのだから、今更だが。それに、記憶違いでなければ第二期のアルマは女性しかいなかったはずなので、大過にはならないだろう。
 男顔が少なく、主要登場人物間での顔かぶりは出来るだけ避けたいので、ヴァイセンシュタインだったキャラとシンケルだったキャラは再登板となった。この二人の再登場は絶対にないので、ライゼはライゼ、と納得する方向でいくのだ。似た系統の顔の人なのだろう。
 ちなみにシリューは存命なので使えない。


以下 2014/8/18 更新

「ネーミングの変遷」
 改めて考えてみると、私のオリジナルキャラのネーミングには三つの段階があったようだ。
 最初期の第一段階では、とにかくオリジナルっぽい響きにこだわっていた。
 この時期のキャラクターで生き残っているものは、いない。何故なら、この時期のキャラクターはオリジナルさ故に、ローマ字での綴りが当時の私にはわからなかったからだ。だから生存を許さなかった。
 たかだ綴りと言うなかれ。現実味や実在性、というものに囚われがちな私からすると、綴りのわからない名前というものは、いかにもインチキ臭く感じられたのだ。
 今ならネットで検索をかければ、近い綴りの発見も可能だろうし、そこから多少のアレンジを加えて、それっぽく仕上げる事が出来るだろう。

 シグナ:オリキャラの系譜の始祖 風の谷の姫様のクローンみたいな子

 ↑例。当時の私は、このシグナのローマ字綴りを、シグナル(signal)から取ればいいか、シグナス(cygnus)から取ればいいか、判断出来なかった。今にして思うと、実にどうしようもない話だ。

 第二段階では、実際にある名前を少しアレンジする事を考えた。「ビオグラーフ(前)」から登場してきたウェルナーグがその代表だ。リハルト・ウェルナーグはリヒャルト・ワーグナー(Richard Wagner)をアレンジしたもの。
 ちなみに、この段階の少し前では地名や建物の名前などから取った名前を考えている。ヴェルサイユ宮殿とオランダを参考にしたサイユ・ホーランドとか。サイユは現存する最古のオリジナルの名前だ。

 第三段階に至り、遂に人名辞典からそのまま引っ張ってくるようになった。人名辞典以外では、ワールドカップの選手名鑑やオリンピックの選手名鑑あたりも参考にした。これなら綴りは完璧だから。
 スポーツの国際大会の名鑑というのは、様々な国の名前が見られるので重宝している。一方で、日本での知名度がそこそこあり、資料の手に入りやすかった(ワールドカップもオリンピックも、名鑑は四年に一度しか出ない)MLBやNBAといったあたりは使わなかった。これらの団体の名鑑には基本的に英語圏の名前が多く、私は英語圏の名前をあまり使わないからだ。

 この第三段階が、私のネーミングの終着点に思える。


以下 2014/8/14 更新

「カレー」
 ジョークだけでは生きられないが、ジョークなしでは生きたくないね(
「ロマンティック・ライゼ」では、こういった事は一切やらなかったので、一年以上ぶりぐらいのジョークネタ。このサイトの原点は、まさしくジョークだったから、なにやら懐かしいような気さえする。
 このサイトは存在自体がジョークだろうに(


以下 2014/8/6 更新

「改変事項」
 もはや記憶が定かではないので、そして、書いた本人が定かでないのに、それ以外の方が記憶しているはずもなく――「TOTENTANZ」の話だ。
 私の思い違いでなければ「TOTENTANZ」の原案にあたるエピソードを、今は存在しない出張所にアップした事があった――はず。残され星版は原案とは結構な箇所が違っていて、以下に列挙。

依頼人 残され星版:ユスティ 原案:マレーネ・リスト(ノヴァリス家の小間使い)
被害者 残され星版:ユスティの旧友 原案:マレーネの大叔父
協力者 残され星版:ハマン 原案:シリュー

 キャスト変更の理由は、やはり、キャラの好みの変化だろう。素直で健気より、少し影ありの訳知りを、より愛するようになった、という事だ。


以下 2014/8/3 更新

「新キャラクターについて」
 プリンセスヴァルキリーはイラストと対比すると、ちょっと幼くなってるようで。一瞬、ヒルデの護衛役として登場させようかと思ったが、それでなんとか落ち着けた。
 私はおっさんが好きだが、おねえさんも好きだ。おばさんとはまだ書けない。でも、おばさんも悪くない。
 パートナー装備をアクターとして見た場合の弱点は、ひたすら装備の換装が出来ない事にある。衣装を替えられないのはもちろんだが、何より武器持ちっぱなしが痛恨だ。リンゴねえさん欲しかったけど、籠持ちっぱなしで使いづらいから、と自分を納得させた甘く切ない( 思い出が蘇る。
 新キャラ投入には慎重にならなくてはならない。思いつきだけで投入していると、出オチキャラが量産されるだけ、というのは前シリーズで痛感している事だ。
 ただ、物語は君と僕、あなたと私、お前と俺――だけで成り立つものではない。枯れ木も山の賑わい、ではないが、世界に彩りを増すためのキャラ投入は、あり、だろう。
 要は、案配、だ。主要キャラを育て、世界を育てるために必要な事を、着実に行っていきたい。


以下 2014/7/23 更新

「顔」
 私はおっさんが好きだ。
 おっさんの持つ経験値は、若さや勢いを余裕綽々で受け流す、と思っている。年輪の数が説得力だ。だから、私の世界は酷く年功序列である。
 今、新登場予定のキャラクターの衣装合わせとかを進めているのだが、やはりこれもおっさん。
 だが、おっさん少し困った。現状で、私が納得出来る比較的おっさんに近い顔は既に使い尽くしており、新しいおっさん顔がない。かといって幼い顔のおっさんとか、絶対に嫌だ。
 ユーザー層から考えて仕方ないが、もっと男顔が増えたらいいな、と思う。垂れ目気味の可愛い子ちゃん顔ばかりあっても見分けつかないレベルですやん。
 言うのは簡単なので言いますが、スマホゲのイラストの多彩さを見ていると、あのあたりパク――真似出来ないかな、とか思う。デザイナーズスイッチャーとか如何か。300円ぐらいで。


以下 2014/7/18 更新

「食」
 ブラジルW杯での野次に、こんなものがあったという。
「ビールとウィンナーを持って帰れ」
 ドイツ代表チームに向けられたものだそうだが、確かにあの国のイメージというと、この二つか。後は、ジャガイモ。
 ドイツの方がそれらしか食べてないなんて事は、もちろん無いはずで、あくまでも偏見に近いイメージだろう。同様に日本に野次が飛ぶとしたら、なんだろう、寿司持って帰れ、あたりだろうか。
 そして、だいたいドイツっぽい感じのエルファランゼは、この「偏見」に忠実に支配されている。「ロマンティック・ライゼ」のラスト、みさとは「食べ物が合わなかった」と言っているが、まさに彼女はジャガイモ中心の食生活に馴染めなかったのだ。エルファランゼ人にとってのジャガイモは、日本人における米――最近は米食も減ってるのでしたか――ないしはパン、みたいな感じだろう。
 話は変わってシュークリーム。コンビニでよく見る感じのふにゃふにゃしたものではなく、ケーキ屋謹製的なカチコチのヤツをイメージしていただけたら。
 ちょっと調べただけでも、昔にものを冷やす事がどれだけ大変だったか、という記録はごろごろ出てくる。氷が時の権力者の献上品になっていた、なんて事もあったようだ。よって、おそらく「甘い石」は大受け。当代の英傑ヒルデさんの強烈ヨイショもある事だし。
「終末」で何もしていないヒルデさんの「導師」ヨイショは、ちょっと病的。


以下 2014/7/6 更新

「髪の色」
 遺伝的に言えば、両方共に茶色の頭髪の両親から金髪の娘が誕生する事はある――と思う。
 思う、と言いながら、私の推測は古いミステリーで読んだ先天赤緑色覚異常の知識から来ているので、その通りにはならないかもしれない。その場合はヒルデのムッターは不貞した、という事で。本筋には関係のない要素なので、どちらでも構わない。
 エルファランゼには科学的に立証する術がないから、こういった類いの事件は全て迷信的盲信的に先例が信じられるだろう。もし、みさととヒルデが出会い、ヒルデが打ち明けたなら、みさとはおおまかにそれを打ち消してあげられるだろう。


以下 2014/6/30 更新

「墓を暴く」
 墓を暴くという行為は、宗教によっては実に重大な意味を持つらしいが、エルファランゼではそういった意味合いは持たせていない。単なる蛮習として扱う。
 いくら物語をカタカナ文字で固めようと、根底にある日本人的な感覚もカタカナ風にするのは難しい。


以下 2014/6/26 更新

「魔素」
 微粒子みたいなもの。
 私の抱える厄介な「心理的リアリティ病」が許容する、ギリギリの超常現象が、実はスプーン曲げ。実際のスプーン曲げの能力者たちが、どういった理屈で「出来ている(と主張している)」かは知らないが、私の世界でスプーン曲げを実現するために考えたのもの、それが魔素だ。
 使い手のアイデア次第、という要素を秘めてはいるものの、基本的にエルファランゼの魔導師は大した事は出来ない。天変地異を起こしたり、というスケールの大きさとは無縁だ。


以下 2014/6/24 更新

「JJ」
 だいたいドイツ語をベースとしているっぽいエルファランゼでは、おそらく「JJ」は「ジェイジェイ」とは読まない。
 多分だけど「ヨットヨット」になる――と思う。


以下 2014/6/21 更新

「テーマソング」
 連続ものに取りかかる場合、テーマソングを設定する事が多い。これだ、という曲を見つけられた時は、してやったり、になるし、いつまでも見つからない時は、どうにも気分が乗ってこない。なお、このテーマソング制は、他にも実践されている方がいらっしゃる事を最近になって知って、ちょっと嬉しかったりもする。


 古い古いオルd……PCゲームのOPテーマ、そのヴォーカル版。これを「ロマンティック・ライゼ」のテーマソングとさせていただいていた。全体の雰囲気が気に入っての選択だったが、最終章あたりから、だんだん、とある組み合わせのイメージと重なっていったこの曲。
 シリューがラクウェルを誘ったのは、彼女の動きを掣肘する事で「伝説」を壊されないようにする狙いから。彼女の言った「糾明」は、唯一女神との抗争にも繋がる行為。下手をすると「伝説」どころか世界が壊れるような流れを、彼は未然に抑えた、という事。
 彼の計算された行動はさておき、ラクウェルは最終的にあの風変わりな男をとても気に入ったのではないか、と。頭を撫でられた事も、抱きしめられた事もない彼女に、最初にそれをするのはヤツ。
 生体としての成り立ちが違うので、別離の順番は固定されていて、必ずラクウェルがシリューを見送る事になる。そう考えると、なんだかじんわりとしてくる。妄想家ならわかる感覚だろうか。
 ちなみに、散々書いておいてなんだが、「ロマンティック・ライゼ」のもともとのテーマソングは、この曲ではなかった。続きは下の項にて。
 最後に、本当にどうでもいい話――ダディ、寝取られた


「ひとりぼっちの朝」
 昔――といっても今がどうなっているかよく知らないが――PC雑誌には付録にCD-ROMが付く事があり、そのCD-ROMの中にはゲームの体験版が入っていたりした。そして、その体験版のフォルダを開き、中のファイルを漁るのが私は好きだった。目当ては主に音楽ファイル。その頃の主流はmidiファイルで、そのためにローランドのソフトウェアmidiとか買ったりもした。
 その曲は、ジャズ調の曲で、明るい中にも、少し物悲しい響き。
 ゲームの体験版自体には興味のなかった私は、その曲がどんな場面で使われたのか知らないし、そもそもなんの体験版の曲だったのかも知らない。
 いつの頃からか、私はあの曲に、勝手に「ひとりぼっちの朝」と名付けていた。
 CD-ROMを紛失してしまった今となっては、もう二度とあの曲を聴く事は出来ない。思い出す事だけは出来るが。


以下 2014/6/18 更新

「女性の身長」
 これは、ひとつの「性癖」だろう。
 160以上ないと落ち着かない。
 170以上だと安心する。
 170あたりがひとつのラインらしい。

 ヒルデ・ノヴァリス 181cm
 ユスティ・イェンシュ 178cm
 斎藤みさと 172cm

 ちなみに190を大きく超えてくると、膝が心配になるのであまり設定しないらしい。


以下 2014/6/17 更新

「一族さんのテンプレ」
 主人公が居丈高
 色街を出す
 女性の背が高い
 男の子が異常に少ない(おっさんはいる)


以下 2014/6/12 更新

「髪の長さ」

 本当はこれぐらいの長さが私の原案。
 御魂・セレスの髪型は非常にいい線行っていたのですが、耳周りの処理に不満があり。


以下 2014/6/8 更新

「史書」
『サガラノ記』
 前終末の「導師」サガラが記した書。読めない。
『ロマンティック・ライゼ』
「導師」ミサトと「三星」――アデル・シンケル、リンウ・ジェンド、ヒルデ・ノヴァリス――そして、ミサトを守護した騎士ヴァイセンシュタインの物語。とある楽師と歌姫が広めた。
 ミサトとヴァイセンシュタイン、シンケルとリンウのロマンスを中心に展開し、登場人物のほとんどが悲劇的な死を迎える。
 ミサトへの想いを胸に秘め、彼女を守って果てたヴァイセンシュタインの人気が特に高い。
「金色の神子」ヒルデ・ノヴァリスは、最終決戦にてミサトと共に戦い、致命傷を負うが、ミサトから生命の譲渡を受けて生還。「ここでみんな死んじゃったら、お墓を建ててくれる人がいなくなっちゃうわ。ごめんね。面倒をかけるけど、お願いね」――ミサトがヒルデにかけた言葉は、本作で最も印象深いセリフのひとつとされる。これ以降、「ごめんね。お願いね」はエルファランゼでの辞世の言葉の定番となる。
 史家たちからは史実性を疑問視され、研究の対象とはされていないが、エルファランゼのほとんどの人々は『ロマンティック・ライゼ』を実際にあった事と認識している。
『残星ノ記』
「三星」の生き残りであるヒルデ・ノヴァリスの記伝。『ロマンティック・ライゼ』と異なり、史家たちからも一定の評価を得ている史書。
 ヒルデが常に自らより上位に「導師」や他の「三星」を置き、決して驕らなかった事が『残星ノ記』の評価を高めた要因。
「逆の者は幾らも存在しようが、『金色の神子』の如く振る舞った者は希有」。


「貴人位階」
 五等爵と同じ感じで考えていただければ。第一位は公爵相当ですか。
 爵位については日本語と外国語の間で齟齬がいろいろあるようですが、エルファランゼでは単純に数字は小さいほうがエライ、で。
 一応、エルファランゼは「神聖エルファランゼ帝国」という統一国家ですので、ローゼンブルクの貴人位階とブールカルトの貴人位階は同等です。が、威張り度が高いのはローゼンブルク。国勢ならぬ都市勢の差。


「とある楽師」
 叙情詩『ロマンティック・ライゼ』は「導師」と「三星」、そして「騎士」――五人の物語。
「導師」とは、ミサト・サイトウ。
「三星」とは、アデル・シンケル、リンウ・ジェンド、ヒルデ・ノヴァリス。
「騎士」とは、バルデュイン・ヴァイセンシュタイン。
「導師」一行との面識がある者の中、例えば ピナコテク主任研究員ローター・ヒュブナーあたりは『ロマンティック・ライゼ』に対して、特に違和感はない。もちろん、しょせん叙情詩と軽く見ているが。
 一方、エマーライン聖堂大教母グンダ・イエナあたりは、違和感を持って『ロマンティック・ライゼ』を見ている。
 常に「導師」に付き従う旅商の男がいた、という証言もわずかに残っている。


以下 2014/6/2 更新

「ヴァイセンシュタイン」
 大きな変更のあったひとり。
 原案では老人。変更したのは、ECOで老人を再現する事が不可能だったから。
 死因も違っていて、原案ではリンウの生存にこだわって先に進もうとしないみさとをいさめるため、自決。
 すごく堅い人で、みさとは終始この人を苦手とする。私も好きなキャラではなかった。


「三魔神」
 原案では三魔女。女神の配下ならやっぱ女性かな、と。
 変更したのは、私がECOで適役の女性キャラクター(Ex羽持ち、など)を三人用意出来なかったから。


「三星」
 結局、最後まで揃わなかった「三星」。
 エルファランゼは「ロマンティック・ライゼ」のために創った世界ですが、「他」の物語の舞台としての転用も構想していました。
 当ブログの登場人物であるル・ティシェ、クラファー、ファンルース、レードゥル、といった連中は皆、もともと「他」の物語に登場するエルファランゼの住人。そして、「他」の物語の中核的存在が、最後の「三星」と目されていたヒルデ・ノヴァリス。
 中核的存在と考えていただけにヒルデ・ノヴァリスはチート。そういうキャラクターは下手に絡ませないほうがいい、という判断。


「ランゼ文字」
 途中、写本だ活版だ、と書いて誤魔化していたのは、エルファランゼでラテン文字が使われていた事をみさとが気付いていなかった事に私が気付いていなかったからです。
 ハイ・ファンタジーの世界で現実の言語が使われる事に、私は強い違和感を覚えるのです。杞の国がない世界では絶対に杞憂という言葉は使えない、という「杞憂問題」。
 理想は創世神話から言語体系までも構築するという、浪漫あふれる無謀なミッションを遂行する事。しかし、このミッションを遂行した場合、何かにつけて、これは現実世界では〜と呼ばれているもので、みたいな解説が必要となり、非常にテンポが悪くなる事が予測されます。
 それを避けるため、「ロマンティック・ライゼ」はハイ・ファンタジー寄りの世界観ながら、唯一女神が西欧あたりを参考にして創ったエルファランゼを舞台とする、という手を用いています。これにより現実世界との繋がりを緩く持たせて、ある程度なら現実世界の言語を使ってもセーフ、という自身を納得させるための変化球。
 神の視点なら解決かな、とも思いますが、セリフ主体で進めていくとそれも難しい。


「唯一女神」
 原案では唯一女神ではなく双子女神。唯一女神がやろうとした事を双子の片方が「滅ぼす」、片方が「護る」と分けていました。
 ブログ版では年齢と共に人が悪くなっていた私は、滅ぼそうとする側と護ろうとする側、と分けるより単独の存在にどっちとも持たせたほうがより皮肉、と考え唯一女神と設定。


「エルファランゼ」
『ヴェインドリーム』(グローディア)に登場する街だか村の名前「エステランザ」から。
 ちなみに私はこの項を書くにあたって調べるまで「エステラン」だと思っていました。20年以上も。
 秘話で書いたElfriede Langeが名前の元というのは、つい先日考えたものです。


エルファランゼ創世神話まとめ
 別口で書いたエルファランゼ秘史の内容は、要するにエルファランゼは「箱庭」という事。

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