ECO家の一族 クローバーワールドの片隅に生きる、とある一族のお話。
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Vor 10 Jahren VII

リントヴルム ファーライ邸――


イステル:ヒルデ。髪の補修の後、お茶でもいかが?

ヒルデ:いただきましょう。


イステル:ちょっと紹介したい人が、ちょうど来ているのよ。


ヒルデ:誰です?


イステル:それは、まあ、お楽しみに。








ヒルデ:わかりました。












…………。


…………。


…………。













ファンルース:む……?


ヒルデ:あなたは……!


イステル:あら、知ってた?


ヒルデ:ウォルフラム・ファンルース様、ですね。


ファンルース:「様」は不要です。


ヒルデ:いいえ。あなたはレードゥル師の朋友です。


ファンルース:なるほど。








ヒルデ:ちょうどよかった、ファーライ夫人。レードゥル師にファンルース様を紹介いただくよう、お願いしていたのです。


イステル:ああ。ディーターから聞いていたのね。


ファンルース:パレ・リーゼルで一度、お目に掛かってもいる。


イステル:なら挨拶はいいわね。ルース、今回の旅の土産話、ヒルデにも話してあげて。


ファンルース:さて……。特に変わった事もなかったが。








イステル:あなたの日常は、私たちの非日常。知っているでしょう?


ファンルース:まあ、それは、そうだが。


ヒルデ:是非、お願いします。私の知らない世界の事を、どうぞ、お聞かせください。


ファンルース:そうですか。では、今回は北へ、ゴットシャルクに行ってましたから、その話を。


ヒルデ:ゴットシャルク――北の、選帝侯の街ですね。


ファンルース:ええ。イステル、地図はあったかな。








イステル:あるわ。ちょって待ってて。

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