ECO家の一族 クローバーワールドの片隅に生きる、とある一族のお話。
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Vor 10 Jahren VI

パレ・リーゼル レードゥルの教官室――


ヒルデ:レードゥル師――。








ファンルース:む……?


ヒルデ:レードゥル師は……?


ファンルース:文献が必要だ、と言って出ていった。図書室ではないかな。








ヒルデ:そうですか。では、出直してきましょう。












…………。


…………。


…………。













ヒルデ:レードゥル師。戻られましたか。


レードゥル:おお。すまんな。課題だな?


ヒルデ:はい。提出に。


レードゥル:もらおう。


ヒルデ:――時に。


レードゥル:うん?


ヒルデ:来客があったようですが。








レードゥル:あいつか。あいつは俺の友人でウォルフラム・ファンルースという。


ヒルデ:ファンルース。


レードゥル:以前、イステルから古い魔導器の鑑定やらを請け負っている、と話しただろう。


ヒルデ:はい。


レードゥル:その「古い魔導器」やらを仕入れてくるのが、主にあいつだ。


ヒルデ:ファーライ家の家人なのですか?


レードゥル:いや。冒険家、というのを知っているか?


ヒルデ:あの、遺構や秘境を旅して回るという……?


レードゥル:そうだ。








ヒルデ:レードゥル師。私に紹介してください。


レードゥル:構わないが。興味があるのか?


ヒルデ:はい。


レードゥル:わかった。


ヒルデ:私の知らない世界の事を、聞いてみたいと思います。


レードゥル:うむ。いい心がけだ。しばらくはここで骨休めをするだろうから、機会を作ろう。








ヒルデ:お願いします。レードゥル師。

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